夏バテ気味で眠りが浅い?睡眠とミネラルの意外な関係!

「暑さで寝苦しい」「寝ても疲れが取れない」……。そんな夏の眠りのお悩み、実は汗と一緒に流れ出る「ミネラル」が関係しているかもしれません。

この記事では、睡眠を支えるミネラルのはたらきと、毎日の食事で無理なく補うコツを解説します!

この記事の内容

  • 「ちゃんと寝ているのに、だるい」その不調、ミネラル不足かも?
  • 今日からできる!「快眠ミネラル」を無理なく補うヒント
  • まとめ

「ちゃんと寝ているのに、だるい」その不調、ミネラル不足かも?

夜中に足がつって目が覚めた、朝からなんだか体が重い……そんな経験はありませんか?

たくさん汗をかく夏は、水分だけでなく、カリウムやマグネシウムなどの「ミネラル」も一緒に失われやすい季節です。

ミネラルは体の調子を整える縁の下の力持ち。不足すると、夏バテのようなだるさや、眠りの浅さにつながる可能性があるのです。

睡眠を支える「3つのミネラル」のはたらきとは?

その1: マグネシウムは「天然の鎮静剤」とも呼ばれるリラックス成分

マグネシウムは筋肉の収縮をスムーズに整え、リラックスを助けるはたらきから「天然の鎮静剤」とも呼ばれています。

約9,600人を対象にした食事調査では、マグネシウムを十分にとっている人は、不足している人に比べて不眠の悩みが少ない傾向が報告されました。

その2: 汗で失われやすいカリウムは「夏バテ対策」の要

カリウムは、体内の水分バランスや筋肉・神経のはたらきに関わるミネラル。

汗と一緒に流れ出やすく、不足するとだるさや脱力感といった夏バテのような症状につながることがあります。

「暑さで体が重い」と感じる日は、意識して補うと夏バテ対策にも効果的です。

その3:不足しがちな「鉄分」は眠りの浅さとの関連も

鉄分は全身に酸素を運ぶ大切なミネラルで、月経のある女性は特に不足しがち。

不足すると、疲れやすさや日中の眠気、眠りの浅さと関連する可能性も。

「しっかり寝ても疲れが残る」という方は、鉄分不足も見直しも大切です。

今日からできる!「快眠ミネラル」を無理なく補うヒント

その1: 朝ごはんに「和の食材」をひと品プラス

納豆や豆腐などの大豆製品、わかめやのりなどの海藻類は、マグネシウムの宝庫。

先述の食事調査でも、朝にカルシウムやマグネシウムを摂取することは、不眠の少なさと関連があるとされています。

いつもの朝食に「小鉢ひとつ」を足す感覚で始めてみましょう。

その2: おやつを「ナッツ」に置き換える

アーモンドやカシューナッツ、くるみはマグネシウムが豊富。

小腹がすいたときのお菓子をひと握りのナッツに替えるだけで、無理なくミネラルを補えます。

その3: 汗をかいた日は「水分+ミネラル」をセットで

たくさん汗をかいた日は、水だけでなくミネラルも一緒に補給するのがポイント。

麦茶や具だくさんのお味噌汁、カリウム豊富なバナナやキウイなどの果物も心強い味方です。

まとめ

夏の眠りの浅さは、気合いではなく「食卓」から整えられるかもしれません。

今日の買い物かごに、納豆や海藻、ナッツをひとつ加えることから始めてみませんか?おいしく食べて、ぐっすり眠れる夏を過ごしましょう!

※本記事で紹介している内容は、一般的なヘルスケアに関する知見をもとに構成しています。効果には個人差があるため、無理のない範囲で取り入れてください。

監修

ヘルスケアコーディネーター
大木 都
株式会社310LIFE(サトライフ)代表取締役社長
睡眠養生 編集長

クリニックの立ち上げ運営に携わり、医療/生体データでの産学研究発表も多数。
第24回日本抗加齢医学会では、研究発表が優秀演題を受賞。
2,000名以上への個別パーソナルコーチング経験から「日本らしく、ちゃんと続けられる」ヘルスケアを提唱。
睡眠データを活用したセルフマネジメントや、睡眠環境・寝具の最適化によるパフォーマンス向上をテーマに、企業や自治体での講演・研修も実施。
自身が過労で入院した経験も活かし、忙しくても実践できるヘルスケアメソッドを研究、スマートウォッチなどのヘルステックツールの活用を推奨している。

公式サイト:https://www.310.life/
セミナー公式:https://www.310.life/sleep_seminar
睡眠養生:https://suimin-yojo.jp/